あなたにとって30万円ってどういう金額?恋人に30万円貸してわかったこと

      2016/09/27

no-syakkin

友人・恋人同士のお金の貸し借りは絶対ダメ!と思っているローズマリーです。
私の経験を反面教師にしてほしい。1回目は30万円を貸してしまった失敗談です。

お金を貸した相手

同年代のサラリーマンAさん。趣味のつながりで知り合ったのはずいぶん前。友人として数人でたまに飲みに行ったりするようなおつきあいでした。当時は高級腕時計をしていたり高級車に乗っていて羽振りがよさそうな雰囲気でした。元夫が亡くなる少し前に連絡があり、少し前に離婚して新しい奥様と再婚し、新居を探しているということで私の住まいの近辺の雰囲気などを伝えました。

ちょっと連絡を取らない間に離婚して再婚とは波乱万丈な人生だな、と思っていたところ私の元夫も急逝して私も波瀾万丈に。少し落ち着いた頃にAさんに報告した際に「新婚生活はどう?」と尋ねるとすでに破綻寸前という返事。結婚していた期間は数か月でしょうか。新居へ引っ越すことなくAさんは離婚されました。

後で知ったのですが離婚する前から新しい方とのおつきあいがあり、どんな条件でも飲むから別れて欲しいとお願いし、月10万円ずつ慰謝料を払うことで決着したそうです。

前置きが長くなりましたがお互い独身になり、久しぶりに飲みに行く?というところからなんとなく交際スタート。最初のうちは外でお酒を飲むだけのお付き合いだったのですがそのうちお互いの家を行き来するような関係になりました。外での食事はAさんが払い、私の家で過ごす時は私が食事や飲み物を準備する。お金の面ではほぼ対等でした。

お金を貸した理由

ある日、Aさんが落ち込んだ様子で「財布を失くした」と言ってきました。
お給料日直後にお金をおろした後だったので財布に入っていた金額も大きかったと。

お財布を失くすって精神的なダメージが大きいです。私も経験がありますがクレジットカードや銀行カードなどお財布には大事なものが入ってますから。

彼のショックを和らげるため新しいお財布を彼にプレゼントしました。

これで一件落着と思ったのですが、Aさんは毎月自転車操業のようなお金の使い方をしていたようで貯金が全くないとのこと。慰謝料も払えないし生活費もないと。それで「お金を貸してほしい」と言われました。

決めゼリフはローズマリーにしか頼めないからでした。ここで断らなかったのが第一の間違いでした。

一か月の予算として30万円を引き出しているということは手取り収入は30万円以上。余裕はあるでしょう。そして時は6月。もうすぐボーナスの時期。ボーナスが出たら返してくれるだろうという思い込みで30万円を貸しました。借用書も書いてもらってません。この時はAさんのことを信頼してましたから。

その後の経緯:お金を借りる側よりも貸した側の方がなぜか萎縮する

第二の間違いは貸す時に返済方法についてきちんと決めなかったことです。ボーナスが出たら返してくれるだろう、というのは私の思い込みでした。ボーナス時期が過ぎ、秋になってもAさんからお金の話は一切出てきませんでした。

会うたびにいつ返してくれるの?って聞きたい気持ちはあったけどなんだか気が引けてしまってうやむやに。

お金を貸した側はお金が返ってこないと困るけどお金を借りた側は困らない。立場は逆転する。

そしてこの頃から彼は一切デート代を出さなくなりました。金銭的に困っていたのかもしれません。外デートはなくなり私の家で過ごすだけ。食事も飲み物も全部私がお金を出して準備してました。

それなりに楽しかったけど私って都合のいい女になってるのでは・・・ともやもやしてました。冬のボーナスの時期も過ぎ、お金のことを言い出せないまま年が明けました。

その後どうなった?

このころ私は断捨離に目覚め、家の中にある不要なものを思い切って処分していました。断捨離では

今、ここ、自分

を大事にします。

“今”の自分に必要なものを残し、過去には使っていたけど今は使ってないもの、将来使うかもしれないものを処分する。

彼との関係にもやもやしていた時、家の中にあった灰皿に目が止まりました。私はタバコを喫いません。灰皿は彼が来たときだけに使うもの。

この灰皿、私には必要ないんじゃない?と目が覚め、さらに彼も私には必要じゃない?と気づきました。

勇気を出して「当分家で会うのは辞めたい。食事でもお茶でもいいから時間作って会えない?」と伝えて最後に彼に会いました。そして「前に貸した30万円のことどう思ってるの?」と聞くと

「しばらく考えさせて」という答が。

えええーっ!ですよ。貸してから半年以上も経っているのになんにも考えてなかったとは。

でも、毎月入ってきたお給料を次のお給料日までにほぼ使い果たし、貯金できない性格の人が、借りたお金を返すためにお金を貯めることなんてできないんです。そういうことを考えずに軽い気持ちで貸してしまった私の判断ミスです。

30万円を大きな額だと思う人も小さな額だと思う人もいる。人それぞれの価値観がある

私にとっての30万円。たしかに大きな金額ですが(ハーゲンダッツのアイスクリームが1000個も買える!新しく出たiPod touchが10個も買える!)仮に自分がお財布を失くしたとしても生活防衛資金から穴埋めできる金額です。

でもAさんにとっての30万円というのはとっても大きな額だったのでしょう。だからって借金を踏み倒して良いとは思えませんが。

その後

最後に会ってから数か月後にAさんからメールが来ました。

「月1万円ずつ返します。無い袖は振れないので」

ようやく一歩前進です。でも振り込みは2ヶ月で終了しました。その後なんの連絡もありません。連絡をして揉めるのもいやだったので勉強代だと思ってあきらめました。もう督促していないから時効です。

まとめ

  • 友達や恋人にお金を貸してはいけない。助けてあげたい気持ちがあるなら貸すのではなく自分のできる範囲で(失っても良いと思える金額を)あげましょう
  • あなたは銀行ではありません。お金を貸してと言われたら消費者金融などで借りることを勧めましょう。こういうところで借りると高金利ですが、痛い目に合うことで生活防衛資金を貯めておくことの重要性がわかるかもしれません。
  • お金の価値は人によって違う。30万円くらい生活防衛資金として確保してるという人もいれば、毎月お給料日までカツカツでボーナスも出ず、30万円なんてどうやって貯めればよいか途方にくれる人もいる。人それぞれの価値観があることを認めましょう。


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