【書評】読書は1冊のノートにまとめなさい。読書ノートで読書の質を高めよう

こんにちは、ローズマリーです。

「読書は1冊のノートにまとめなさい 完全版」を読みました。良い本だったので紹介します。

「読みっぱなし」は読んでないのと一緒

冒頭にこう書かれてました。

「読みっぱなし」は読んでないのと一緒

これを読んで頭をなぐられたような衝撃を受けました。
私は結構本を読んでますが、たしかに昔読んだ本のことは忘れてます。

この本では、

・1冊1冊から、きちんと自分なりに何かを学ぶ。

・ノートで本を自分の血肉にする。

ための読書ノートの作り方、読書ノートの使い方を紹介しています。

本の抜き書き+自分の感想を書く。ねぎま式読書ノート

一瞬ねぎまってなに?と思いましたが、焼鳥の「ねぎま」です。鶏肉と鶏肉の間に「ねぎ」がありますね。

  • ◯本の抜き書き
  • ☆自分の感想

を交互に書くと◯☆◯☆がねぎまのように並びます。

本にどういうことが書いてあったか、それを読んで何を思ったかをセットにしてノートに残しておくと良いそうです。

本の抜き書きをするのは面倒なように感じますが、実際に手を動かして労力をかける方が身につきます。また本の文章を書くことで文章を書く能力も上がるようです。

私の場合、文字を書くことによるリラックス効果もありました。

読書ノートに書くのは本の一部です。本のエッセンスを厳選する必要があります。
まずは読みながら気になったところにふせんをつける(または本の角を折っておく)。
次にふせんがついた部分を再読し、あらためていいな、と思ったところに印をつける。
さらに印がついたところを再読し・・・と繰り返して重要な部分を探します。

こういう読み方をすると、ただ読んでいるのと比べて読書の質も変わってくるそうです。

アウトプットを前提とすることでインプットの質が上がる。

また読書ノートを読み返すことで本の内容が頭に残り、自分の血肉とすることができます。

読書ノートなら場所をとらない

本をたくさん持ってると本棚がいっぱいになってしまいますが、本の内容を読書ノートに書いておけば本を捨てても大丈夫です。

図書館で借りた本も、今までは「内容を忘れたらまた借りて読めばいい」と考えてましたが、本を読み返すより読書ノートを読み返せす方が時間の節約になります。

持ち歩きやすいA5ノートがおすすめ

いつでも持ち歩いて読み返せるようにA6やA5サイズがおすすめだと書いてました。
仕事でも良く使っているA5の可愛いノートを早速買ってきました。

まとめ

「読書は1冊のノートにまとめなさい」にはノートを使って本から得た知識を「知恵」へと変化させ、自分の血肉にするための方法が書いてあります。

「読みっぱなし」は読んでないのと一緒!

これからはノートを読書の”お供”にします。