英語の勉強をしてたら泣いてしまった話-働き方改革について思うこと

勉強しながら泣いている女性

こんにちは、ローズマリ-です。

「春分の日」企画に乗っかって2月9日から英語の勉強をしています。「一億人の英文法」は読みやすく、もう少しでひととおり読み終わりそうです。

一億人の英文法とジブン手帳
バレットジャーナルで英語の勉強。春分の日までにテキスト1冊仕上げよう 2018に参加します。

英語の勉強をしているといったらTwitterでくまこ@kumako35さんから「日本人の英語」という本を教えてもらい、並行して読んでます。

この本がとってもいい!英語ネイティブによる英作文の教科書。ネイティブはどんな風に考えて英語を組み立てているのか、日本語と英語との違いについて書いてるので目からウロコが落ちまくりです。

名詞の取り扱い、aとtheの使い分けなど「一億人の英文法」との共通点も多く一緒に読むことでさらに理解が高まりました。「一億人の英文法」で原理原則がわかり、「日本人の英語」で実際にどう応用するかがわかります。

読みながら思わずつぶやいたのがこのツイート。

そしてこのツイートを書いたあと涙が止まらなくなりました。

涙のわけは。そして今国会でも議論されている働き方改革、裁量労働制について思うことを書きます。

働いているときは肉体的にも精神的にも余裕がなかった

前記事にも書きましたが、私が「一億人の英文法」を買ったのは2015年です。3年もの間本棚に眠らせていたなんてもったいない!そして「こんな基本的なことも知らなかったのか…」と反省することしきりです。

英語がコンプレックスな私ですが仕事で「英文をチェックする」こともありました。こんなことも知らない状態で英文の何をチェックしてたんでしょう(汗)。仕事をしている時にもっと勉強していれば、「英文チェック」の質を上げるとともに時間短縮もできたでしょう。

短縮した時間でまた新しいことを勉強したり、仕事の質を上げるためにどうすればいいかを考えることもできた。こんな風に良い循環ができていたら今も仕事を続けていたかもしれません。

やる気はあった。でもできなかったのはなぜ?

それは仕事だけでいっぱいいっぱいで勉強に振り向ける力が残ってなかったからです。

仕事から帰ってきたら疲れ果てていたここ数年のことが頭によみがえってきて泣いてしまったのでした。

やる気が足りなかった、と言われればそのとおりです。実際、若い時は仕事をしながら勉強する余裕もありました。

でもここ数年はほんとに余裕がありませんでした。肉体的にも精神的にも。専業主夫の相方くんに支えてもらっていた私でさえそうなんだから、共働きの人や子育て中の人はもっと大変でしょう。

働き方改革、裁量労働制。そこに抜けてる視点はない?

今、国会では裁量労働制について議論しています。一定の仕事をしていれば自由に働く時間を選べる裁量労働制には賛成ですが、働く時間を選べるからといって自由な時間が増えるわけではないでしょう。

なぜなら仕事の量は変わらないから。

いくら自由な働き方を選べるといっても「一人あたりの仕事量」を減らさないと働く時間は多くなり、私のように疲弊する人が増えるでしょう。

特に今は共働きの人や子育てしながら働く人が増えています。仕事だけでいっぱいいっぱいの上に家事や育児の負担も加われば、自己啓発する時間や業務を効率化するためのアイデアを考える時間も生まれません。

裁量労働制について議論するのもいいけれど、一人あたりの仕事の量を減らすことができないか?働く人が疲弊しない仕組をつくるにはどうすればよいか?についてもっと考えるべきです。

適度なストレスは必要だけど過度のストレスは体をこわすことに。

裁量労働制で働いていた元夫の勤務実態

私の元夫は裁量労働制で働いてました。もう10年以上前のことです。

かなりゆるい制度で一日のうちどの時間でも1時間出社すればOK。それ以外は自宅で仕事しても病院へ行くために半日休んでもいいというルールでした。

でも実際はどうだったか。朝ゆっくり出社することもありましたが、たいてい帰りは深夜。帰ってきてからも自宅でずっと仕事をしていることが多かったです。

休みの日も、土日の間ずっと会社のパソコンを触らない日ってほとんどなかったです。お正月実家に帰省した時もなんだかんだいって会社のパソコンを触っていた記憶があります。仕事から解放されてたのは海外旅行の時くらい。

ひどい時は3日ぐらい会社から帰ってこれなくってようやく帰ってきて眠ったと思ったら深夜3時頃に仕事の電話がかかってきました。その時はさすがに起こしても起きず「すみません」と電話をかけてきた方に謝りました。かけて方もそんな時間まで働いてるんですから大変。。。

亡くなった日も早朝4時に仕事の電話を受け、出勤するまでの間、自宅でパソコン作業していたようです。(海外赴任していたので私は一緒に住んでませんでしたが会社の方が当日の行動を調べてくれました。)死因と過労との因果関係はわかりませんが半分くらいは過労が原因だったと思ってます。

材料も人も同じ。一定以上のストレスがかかると元に戻すのに時間がかかる

材料の分野では「応力-ひずみ曲線」というグラフ使います。材料に一定のストレス(応力)を加えたた時の応力と伸びとの関係を表したものです。

参考→Wikipedia応力-ひずみ曲線

この「応力-ひずみ曲線」ある応力のところまでは直線ですが、そこを超えると伸びがゆるやかになります。直線部分を弾性変形領域、その後の部分を塑性変形領域といいます。

弾性変形領域までの力であれば、加えている力を止めれば元の状態に戻ります。でも塑性変形領域まで力を加えてしまうと元の状態には戻りません。

ゴムを思い出して下さい。髪をゆわえるゴムやパジャマのズボンの上に入っているゴムです。

少しの力で伸ばしたら、少し伸びても力を止めたら元に戻りますよね。

でも思いっきり力を入れたら伸び切ってしまって元に戻りません。これが塑性変形した状態です。

人間も似たようなしくみだと思います。ある程度のストレスだったら休憩したり一晩眠ったりすることで回復するけれど、ある一定の値を超えたストレスが加わると元に戻すのには時間がかかります。ぶちっと切れてしまうかもしれません。

こんな風に過度なストレスを人に与え続けて壊れていく人が増えたら元も子もありません。

まとめ

働き方改革。業務効率化。どちらも耳ざわりの良い言葉です。

でも実際に働いているのは生身の人間です。『人材』ということばのように、働く人は会社にとっても社会にとっても財産のはず。

裁量労働制にしても時間管理制にしても、「一人あたりの仕事の量」が変わらなければ働く時間はますます増えていき、疲弊して成長する余力がなくなります。

働く人が壊れてしまわないように。一人が抱える仕事量を減らし、肉体的にも精神的にも余裕ができる働き方ができるようになることを望みます。

日本人の英語については改めて紹介します。「理科系の作文技術」「日本語の作文技術」とともに、理科系の学生さんや社会人は一度は目を通しておくと良いでしょう。

この本も良かったです。