こんにちは、ローズマリ-です。
わたしは持株会から移管した国内個別株を少し持ってます。

個別株はインデックス投信に比べるとリスクが高いのですが
- 報告書が届いて会社の今の情報がわかる
- 配当金が出る
というメリットもあり、しばらく持ち続けていてもいいかなと思ってます。
株を持っていると株主総会へも参加できます。
人生はじめての株主総会。どんなことをするのかな?という興味で行ってきたので当日の様子をレポートします。
あわせて個別株の現在の投資成績も紹介します。
株主総会ってどんなことをするの?
株主総会は大阪市内の某ホテルで開催されました。
ホテルの入り口には「○○社株主総会会場」という看板が出ていてわかりやすい。
受付で株主総会招集通知と引き換えに入場票をもらいます。
会場内にはたくさんの人が集まってました。年配の方が多かったですね。女性参加者も結構いました。
株主総会招集通知にしたがって各種報告
社長のあいさつに続き、事業報告、部門別の売上・利益、貸借対照表の説明、議案の説明が順に行われました。
事業報告の概要は株主総会の招集通知にも書いてますが、文章ばかりなので慣れてないとわかりにくいんですよね・・私はまだ退職直後なので社内事情がわかりますが。
株主総会ではグラフや写真などを使っているので具体的でわかりやすかったです。
その後株主からの質疑応答があり、最後に議案の決議をして終了です。時間は1時間半くらい。
株主総会の質疑応答はていねいに
質疑応答は30分以上かかりました。正直、長い!
最初の方の質問は、○○事業は今後どういう方針でやっていきますか?という建設的なものが多かったのですが、後半はちょっとぐたぐた気味に。
10年以上前に撤退している事業について聞く人、今回会場へ来る道がわかりにくかったというご意見、他の株主総会ではこんなことを話してたんだけど…と何が聞きたいのかわからない質問など。
こういう質問にも
「○○さんのご質問は、△△ということでよろしいでしょうか?」
「その件については、担当の○○役員から説明いたします」
とていねいに応えてました。株主総会って大変ですね。
少し前に話題になった化学メーカーの育児休業問題に絡めて「御社の風通しは良好なのでしょうか?」なんていう質問もありました。
株主総会のお土産があった!
株主総会が終わって入場票を返すとお土産をいただきました。
日持ちのする焼き菓子。1500円くらいの品物でしょうか。
帰ってから美味しくいただきました。
株主総会、行って良かった?
はじめての株主総会。報告されることのほとんどは事前にもらっている資料に書いてることでしたが、今後の事業の方針や現在の開発状況などが具体的にわかるのは良かったです。
今は自由な時間があるのでこんなふうに興味がある会社、応援したい会社の株を少し持っているのも老後の楽しみとしてありかな、と思いました。
個別株の投資成績(持株会での積立)
現在の含み益はプラス27%
証券会社で確認したところ、現在の評価益はプラス26.97%でした。
今すぐの売却は考えてませんが、リスク資産全体の5.7%(2019年4月全体)を占めているので資産のバランスを考えると少し売るほうがいいのかもしれません。

株の配当金にかかる税金は確定申告で取り戻せる
配当金を受け取るときには、源泉徴収で以下の税金が引かれてます。
- 所得税15%
- 復興特別所得税0.315%
- 住民税5%
確定申告すれば所得税10%、住民税2.8%が配当控除で戻ってきます。
アーリーリタイアして所得が少ない私の場合、確定申告で『総合課税』を選ぶとこれらの税金が全額返ってきます。
資産を取り崩したときの運用益にかかる税金は取り戻せないので、リタイア後の資産運用として配当金が出るタイプの投資もいいのかな。
個別株を探すのはハードルが高いので高配当ETFの購入を考えてます。
ドル・コスト平均法はすばらしい!積立投資の良さを再発見
最初に書いたように、私が持っている個別株は毎月給与天引きで自動的に購入したものです。
会社に入ってすぐの頃からの積立なので約30年。ドル・コスト平均法で買ってることになります。
株価はその間上がったり下がったり。積立開始時の約30年前よりも現在の株価は下がってますが、それでも約27%の含み益があるのはドル・コスト平均法の威力です。
(ドル・コスト平均法とは、株価にかかわらず毎月同じ額を購入する方法です。株価が高いときは少ない口数、株価が低いときは多い口数を買えるので長期投資ではリスクを抑えることができます。
持株会と同じ額をインデックス投資にまわして毎月コツコツ投資していれば・・・なんて思いますが、毎月コツコツ積立投資していればリスクを抑えて投資できます。
つみたてNISAやiDeCoなど今ある制度を有効に使って将来に備えてください♪