こんにちは、ローズマリーです。
「春分の日までにテキスト1冊仕上げよう 2018」企画にのっかって2月9日から始めていた英語の勉強。
「一億人の英文法」を2周読み終えました。1週目はノートにメモを取りながらじっくりと。2週目は覚えたい例文を書き写しながらさらっと。合計学習時間は8時間25分でした。
バレットジャーナルで英語の勉強。春分の日までにテキスト1冊仕上げよう 2018に参加します。「一億人の英文法」の良かったところ
文章が親しみやすく、読みやすい
この本は、話せる英語を最速で達成するための文法書であると冒頭に書いてます。
英語は話すことができて、初めて役に立つのです。とも。英語が話せない私には耳が痛い言葉です。
でも大丈夫!英語が話せない私でもすんなり読むことができました。それはとっても読みやすい文章だから。
いわゆる普通の参考書とは違って、友達から話を聞いているような感じなのです。もちろん詳しい解説文もありますが、「細かな話は後回し、あとまーし。」なんていうフレーズもあって楽しく読み進めることができました。
イラストが豊富でイメージをつかみやすい
日本語と英語とは一対一で対応するものではありません。
そこで英語の単語の意味をわかりやすく説明してくれるのが「イメージ」。イラストや図を使って言葉の持つイメージを説明しています。
たとえばGO、COMEなどの基本動詞。
goのイメージは「ある場所から立ち去って進んでいく動き」です。多彩な用法をもちますが、すべてこのイメージからの連想です。
こういう説明と一緒に立ち去っていくイラストが書かれてます。前置詞や助動詞もこういう説明があるのでとてもわかりやすい。特に冠詞「the」については「theの与える光」「ピン!とくるthe」のようにていねいにイラスト付きで説明されていて目からウロコが落ちました。
冠詞「the」については同時に読んでいた「日本人の英語」にもていねいな説明があり、相乗効果で良くわかりました。一緒に読むのをオススメします。「日本人の英語」は最初に出たものと続編、実践の3冊がありますが、この実践版が1番読みやすいです。
ネイティブが英語を話すときのキモチがわかる
英語をペラペラと自然に話している英語のネイティブスピーカーはどんな意識をして英文を作って話しているのか。この本ではその部分にかなり焦点を当てて書いてます。
私たち日本人だって普段は文法なんて意識しなくても普通に日本語会話をしているわけです。
ネイティブのキモチ、意識をよく理解できればもっと英語を自然に話せるようになるのかなと思いました。
豊富な文例
本の中で、筆者はしきりに「音読」をすすめてます。英語を話せるようになるには文法を理解した上でその英語の型をしっかり音読して身につけること。「すべての型が体から自然に出てくるまでしつこく読めば、英語はすぐ話せるようになります。」とも。
なので、それぞれの章では説明の前にまず例文が数個出ています。
この例文のうちいくつかを体から自然に出てくるまで音読すれば英会話力は上がるはず。そう思った私は、2周めでは例文の英文を左側に、日本語訳を右側にノートに書きました。
このノートを使って日本語を見ながら英文を作る「瞬間英作文」方式で何度も繰り返して英文を体にしみつかせます。
使ったのはこのノートです。名前の通り文庫本サイズで薄くて持ち歩くのに便利です。
これから勉強する人へのアドバイス
この本は全部で18章ありますが、それぞれの章のボリュームは同じではありません。
特に1章「主語・動詞・基本文型」と2章「名詞」はかなりのボリュームです。それだけ重要だということです。
学習計画を立てる時は1日1章という単位ではなくページ数で考えるほうが良いでしょう。
私は最初の一周を終えるまでに約1ヶ月かかりましたが、高校生なら1週間から10日の短期間で読破しましょうと書いてました。ささっと読んだあと何度も読み返す。そしてこの本は受験だけでなくその後も役に立つのでずっと手元に置いておくのが良いと思います。
私もノートに書き写した英文をマスターするためにこれから頑張ります。