涼しさを求めて夏の北海道へ。釧路、厚岸旅行記(前編)

こんにちは、ローズマリーです。
大阪の夏は暑い!ここ数年暑さでバテていたので今年こそ健康的な夏を過ごしたいと思って残暑が厳しい9月上旬に涼しい北海道の釧路、厚岸へ行ってきました。
釧路は北海道の中でも涼しく、また夏の間は関西空港から直行便が出るので行きやすいのです。

当初は釧路にずっと連泊予定だったのですが、霧多布岬でラッコを見ることができると聞いて霧多布岬へのアクセスが良い厚岸にも泊り、そして観光も結構入れたので滞在型というより観光の旅になりました。

釧路ではピリカ号(バス)とノロッコ列車で観光

1日目:釧路へ移動

釧路の宿に選んだのは釧路プリンスホテル
釧路駅から歩いて15分ほど、繁華街や幣舞橋にも近く便利なところでした。

最上階の部屋で見晴らしも良かったです。

着いたのは夕方だったのでこの日は夕食を食べただけですが、夕食前にフィッシャーマンズワーフMOOという施設に寄ってMOOちゃんグッズを買いました。


昔飼っていた猫の名前がムーというのですが、このMOOから名前を取ったので思い入れがあって。
はるか昔、まだ結婚前の夫と一緒に北海道旅行した際にこのMOOキャラクターがついたお皿を買って、そのお皿にミルクを入れて猫にあげたら飲んでくれたので猫の名前がムーになったのです。

夕食は炉ばた煉瓦というお店で。有名なお店のようで行列ができてました。
北海道へ来たらサッポロクラシック!旅行中はダイエット忘れます。

ホッケも美味しかった!

このあと鶏肉、牡蠣、日本酒を追加注文しました。

2日目 ノロッコ号に乗って釧路湿原へ

まずホテルのレストランで朝食をいただきます。
ビュッフェ形式で好きなものを食べられます。

部屋は街側を向いていたのですがレストランは海側で景色がとても良かったです。

釧路駅まで歩いて、11時6分発のノロッコ号に乗ります。可愛い列車です。

ノロッコ号は釧路湿原の東側エリアを通っていて釧路から塘路(とうろ)を往復する列車です。
途中の釧路湿原駅で降りて細岡展望台に向かいます。歩いて10分くらいです。

細岡展望台からさらに森の中を歩くことができるのですが、小雨がちらついてきたので引き返してビジターズラウンジに向かっているとキタキツネが歩いてました!

人に慣れているのか、カメラを向けても悠然としていました。

釧路湿原駅からノロッコ号に乗って塘路駅に向かいます。
この区間が一番釧路湿原を感じられるところで釧路川沿いの景色を楽しめます。


エゾシカがたくさんくつろいでました!

終点の塘路駅ではノロッコ号をゆっくり見ることができました。

帰りもノロッコ号に乗って車窓からの景色を楽しみました。これは岩保木水門です。

釧路に戻って和商市場で。ご飯を買ってお魚屋さんで好きなお刺身を乗せてもらう「勝手丼」です。
魚屋さんにおすすめを聞いてホッケのお刺身を入れてもらいました。焼いたホッケは食べたことあるけどお刺身は初めて。とても美味しかったです。

3日目:ピリカ号(バス)で摩周湖、屈斜路湖、阿寒湖へ

3日目は定期観光バスピリカ号で周遊します。ガイドさんがいてあちこち連れて行ってくれるのでラクチンです。

その前に朝散歩。
この日まで釧路はずっと曇り空だったのですがようやくすっきり気持ちよく晴れたのです。
まずはホテル近くの幣舞橋(ぬさまいばし)へ。

川も空もきれいで気持ち良いです。


幣舞橋を渡って少し歩いて鶴ヶ岱公園へ。地図アプリを見て適当に選んだのですがとてもきれいな公園でした。

観光地も良いけれど、こんな風にふらっとホテルの近くを散歩するのが旅の楽しみだったりします。

本題のピリカ号、最初は摩周湖へ。摩周湖は標高の高いところにあって霧の発生率がとても高く「霧の摩周湖」と言われてます。この日もやっぱり霧で何も見えず。残念!

摩周湖ソフトを食べました。霧が晴れたらこんなきれいな摩周湖ブルーの湖が見えたのでしょうね。

次は硫黄山。活火山で山の中には入れません。名前のとおり硫黄のにおいがすごかったです。

屈斜路湖。

最後は阿寒湖。ここは2時間ほどゆっくりできたので「ボッケ」という場所まで歩きました。
阿寒湖畔エコミュージアムセンター(この日は休館日でした。残念!)の横から森の中の道を歩いていくのですが、入り口にはエゾシカがたくさんいてちょっと怖い。

鹿の横を通ってずんずん進んでいくと「ボッケ」がありました。

「ボッケ」とは、アイヌ語の「煮え立つ」という意味の「ボフケ」が訛ったもので泥火山のことをいいます。
100℃ほどの熱せられた泥が地下から火山ガスとともにボコボコと音をたて絶えず噴出しています。泥は盛り上がり、そこに熱泥が積み重なり異様な灰色の光景を作り出します。地熱があるため雪が積もっても溶けてしまい積もることはなく地下の生命力を感じる事ができる場所です。

ボッケを過ぎて少し歩くと阿寒湖畔に出ました。歩いた甲斐があってここからの景色は素晴らしい!

阿寒湖は温泉が湧いていてホテルも多く、次はここに滞在するのも良いなと思いました。
バスで戻って夕食はXのフォロワーさんに教えてもらった居酒屋あけぼので。活気があって良いお店でした。人気店なので予約必須です。