MSCベリッシマで10日間の日本一周クルーズ旅。ひとりでも楽しめる?(その1)

こんにちは、ローズマリーです。
豪華客船MSCベリッシマで10日間のクルーズ旅に行ってきました。
クルーズ旅には以前から漠然とした憧れはあったものの、
・何日も船に乗り続けて飽きない?
・疲れない?
・ひとりでも楽しめる?
という心配もあって、ハードルが低そうな日本発着でジャパネット主催のクルーズに申し込んだのです。

初めてのクルーズ旅、果たして楽しめたのか?
忘備録を兼ねて書いておきます。

日本一周クルーズ旅の概要と事前準備

スケジュール

1日目 東京から出港
2日目 終日クルーズ(夜のドレスコードはフォーマル)
3日目 函館 (イタリアンナイト)
4日目 秋田
5日目 金沢
6日目 終日クルーズ(夜のドレスコードはフォーマル)
7日目 済州島
8日目 鹿児島 (ホワイトナイト)
9日目 終日クルーズ
10日目 東京着

最初の寄港地函館は初めて行く場所でもあったので観光スポットを効率よくまわるオプショナルツアーを申し込みました。秋田、金沢、済州島はジャパネットの循環バスを使って自由観光。最後の鹿児島はたぶんお風呂に入りたくなるだろうとホテルでの昼食と温泉がセットになったツアーを申し込みました。

お部屋

内側の窓なしの客室が一番安く、窓のみの海側客室、バルコニー付き海側客室、スイート…と値段が上がります。
部屋の外で過ごしていればお部屋のグレードは気にならないとも言えますが、お部屋でゆっくり過ごしたい時もあるだろうとバルコニー付き客室を選んで正解でした。ひとりだとだいたい2人一室料金の倍のお値段。クルーズ旅の料金はほぼお部屋代なんですね。

その他費用

船の中や外国の寄港地で体調が悪くなって高額の医療費がかかる可能性があるのでクルーズ保険に入りました。ジャパネットクルーズではパンフレットと一緒に保険の案内も入っているのでこれに申し込みました。
また大きなスーツケースを持って東京まで移動するのは大変なので、往復の荷物の宅配を頼みました。
クルーズ料金が約70万円、オプショナルツアーが約1万円×2、保険、宅配便を入れてトータル約74万円でした。

持ち物:クルーズ旅のために購入したもの

<洋服>
クルーズ船の中は基本カジュアルな服装で過ごせるのですが、夜のレストランでは「フォーマルナイト」というのがあってフォーマルな服装が推奨されるとのこと。何を着る?とずいぶん悩んでドレスショップで華やかめなドレスとキラキラしたショールを購入しました。ほかにもイタリアンナイト(赤、緑、白を基調とした服装)、ホワイトナイト(白を基調とした服装)用に新調と考えましたが、手持ちの白のワンピースがあったのでこれに赤のカーディガンを合わせてイタリアンナイトに、白のカーディガンを合わせてホワイトナイトに着ることにしました。
今思えばそんなに張り切らなくても良かったけど、着飾る機会ってほとんどないのでドレスを買ったり服装計画を考えたりするのは楽しかったです。
<小物>
船の中にはコインランドリーがないしクリーニングに出すと結構な値段がするので、さっと手洗いできるように洗濯バッグを買いました。あと洗濯したものを掛けるためのマグネットフック、薄くて軽いプラスチックのハンガー、せんたくばさみなど。クルーズ旅経験者の方のYoutubeを参考にしました。

<直前の予想外?着る服に悩む>
日程は2025年5月27日から6月5日まで。ここ数年の気候を考えると初夏で暑いイメージがありスーツケースに詰めた洋服はほぼ真夏服。ですが出発の直前になってそれほど暑くない?むしろ涼しい?寒い?と思って暖かめの長袖の服を手持ちバッグに詰めたので東京までの荷物が思ったより重くなって大変でした。ただでさえ日本一周、北は北海道から南の鹿児島までいろんな気候があるので服装の準備は結構大変です。

東京港でMSCベリッシマに乗船。初めての船にワクワク過ごしたクルーズ序盤

クルーズ初日。乗船時間は部屋ごとに決まっていて私の乗船時間は11時でした。
東京国際クルーズターミナル駅から港に向かって歩いていくと

大きい!
こんな大きな船が沈まずに動いていくなんて!

受付でパスポートを見せたりクルーズカードを受け取ったりの手続きを終えるといよいよ船へ。
中はとっても豪華でワクワクします。
滞在中一番長く過ごしていたメインプール。プールサイドのテーブル席は比較的人が少なく、ドリンクを飲みながらゆっくりしているのが心地よかったです。

お部屋に入れるのは16時頃なので、まずはビュッフェでランチをいただきます。


気分が上がって取りすぎてるしビールも飲んでます。
ジャパネットクルーズにはフリードリンクがついていて10ドル以下の飲み物は自由に飲めるのでいつもよりアルコール摂取量が上がってます。

食後はホライズンバーに場所を移してモヒートを一杯。

そうこうしているうちにお部屋の準備が整ったようです。

実際に泊ったお部屋

お部屋は船の一番後ろ側、11階の角部屋でした。
思っていたよりも広くてゆっくり過ごせました。
ソファーが長くて横になることもできるのが良かったです。

バルコニーに出ることはそんなになかったけど、やっぱりバルコニーがあると開放感が違います。

ベッドはシングルサイズより狭め。ダブルベッド(140cm)の半分くらいでしょうか。最初の数日は気にならなかったけど途中からは狭さが気になりました。
今思えば初日にダブルベッドへの交換をお願いできたのかも。

ソファーの前には横長のデスクがあって、その下には衣類などを収納できる大きな引き出しが。
そしてお茶が飲めるよう湯沸かしポット、カップ、ティーパックなども日本のホテル並みに準備されてます。そして冷蔵庫の中にはミネラルウォーターとジュースなどが入っていて飲んだ分だけ補充してくれます。人参ジュースが美味しかったです。

出港パーティ

荷物の整理をし、避難訓練を済ませてから出港パーティが行われるメインプールへ。
楽しそうな音楽に合わせてみんなでダンス!この時はまだ元気が有り余っていたのでノリノリで楽しんでました。

出港パーティ

メインダイニングでの夕食は入場時間と席が決まってます

朝食、昼食、夕食ともにメインダイニング、ビュッフェどちらでも食べられます。
メインダイニングは朝食、昼食は時間内であればいつ行っても大丈夫なのですが夕食は時間がしっかり決まっていて17時開始と19時半開始の2部制。そして席はずっと固定なので同じテーブルの方はずっと一緒になります。
乗船日は17時からの出港パーティを見たくてパスしたのですが、2日目からはメインダイニングへ行きました。
ちなみに2日目のディナーはこんな感じ。フォーマルナイトの日はメニューが豪華になります。

夜のショー

船内のお楽しみとして夜のショーがあります。毎晩2部制で無料のショーが行われているので食事の時間に合わせていくことができ、1日目、2日目は無料のショーを、3日目は有料のショーを見ました。初日のショーはジャグラー中心の楽しいショーで、2日目は音楽と映像中心のショー、そして3日目の有料ショーはシルクドゥソレイユ風のアクロバティックなものでした。

夜のパーティ

無料のショーが行われるロンドンシアターはメインのプロムナードに続くのですが、この場所の横にはバーやお店があって夜遅い時間でもにぎわってます。ちょうどショーが終わって外に出るタイミングで何らかのイベントが行われていて華やかです。ショーを見た後お酒を飲んでくつろぐのもクルーズならではの楽しみですね。

私のお気に入りはビールバーでした。ビュッフェやメインレストランにはない珍しいビールが楽しめました。

ジャパネットクルーズオリジナルショー

2日目の航海日にはジャパネットクルーズのオリジナルショーとして畑中葉子さんと尾藤イサオさんの音楽ショーがありました。若い方は名前を聞いてもピンと来ないかもしれませんが、我々シニアには有名な方です。
バックもちゃんと生演奏だし途中のおしゃべりも面白くて楽しめました。

朝のラジオ体操

朝のラジオ体操もジャパネットクルーズオリジナル。
プールサイドで朝7時からと7時半からの2回行われていて、どちらかに出席するとスタンプを押してもらえます。
時間が近づくとたくさんの人が集まってくるのは壮観!
老若男女、誰でも音楽に合わせてちゃんとした振り付けでできるラジオ体操ってすごいな~と改めて感心しました。

クルーズ中疲れることもあったけどこれだけは毎日出席して皆勤賞の飴をもらいました。

続きはまた後日。

時間切れなので観光などの続きはまた後日書きます。
先に書いておくと、旅の楽しさはこの後少しずつ下がっていきます・・・
が、おおむね良い旅だったし書いていると新鮮に楽しい時のことを思い出し、しんどい時のことは薄れていくので数年後に思い出すときにはとっても良い旅になっていることでしょう(笑)。