大阪城が目の前!西の丸庭園にある大阪迎賓館でランチを食べた感想

こんにちは、ローズマリ-です。

皆さんは大阪迎賓館ってご存知ですか?

1995年に開催されたAPEC(エイペック:アジア太平洋経済協力)の大阪会議首脳会議場として大阪城西の丸庭園に建築されたものです。

世界遺産である京都二条城の白書院をモデルにした純和風建築で、日本の誇りと風格の漂う建物です。西の丸庭園のいちばん奥にあるのでお花見などで見たことがある人もいるでしょう。

大阪迎賓館

こんな素敵な建物なのに、施設の一部が休憩所として使われているだけで内部は全く使われてませんでした。もったいない!

しかし2016年5月に大阪城公園内初の予約制レストランとしてオープンしました。

新しいもの好きの相方くんから一度行ってみたいとリクエストされてました。4月初旬の平日に行ってきたのでレポートします。

大阪城西の丸庭園 大阪迎賓館とは

大阪迎賓館レストランのコンセプトは、

  • 食材がもつ新たな可能性を引き出す豊かで優しいモダンフレンチ
  • 大阪・関西のおいしいものを調理法にも徹底的にこだわって
だそうです。(参考:大阪城西の丸庭園 大阪迎賓館

レストランは完全予約制です。予約できる日は限られていて平日のみ。おそらく土日祝日は披露宴に使われるのでしょう。

私たちが行った日にも新婚さんが美しい和装をして前撮りしていました。前撮りが終わったら家族でレストランでお食事をするのだとか。披露宴の下見も兼ねているのでしょう。こんな素敵な場所で挙式、披露宴できるなんてうらやましいです。

桜は満開ではなく散り始めてましたが、ところどころ残っている桜もあってお花見気分も味わえました。

コースには西の丸庭園入場料(250円)も含まれてます。西の丸庭園の入り口で名前を言うとレストランの方が案内してくれます。ちょっと優越感を感じる瞬間でした。

西の丸庭園ではお花見を楽しんでいる方もたくさんいました。園内で猿回しショーをやっていたので予約時間までの間しばらくおサルさんの芸を楽しみました。

大阪迎賓館と桜

大阪迎賓館の食事の予約方法とアクセス

大阪城西の丸庭園 大阪迎賓館ページのレストラン→ランチとたどっていくと、ランチプランとランチ営業日が書いてます。行きたい日にちを選んでレストランに電話すれば予約できます。

TEL:06-6136-8168 (受付時間 11:00-20:00 )

大阪迎賓館(西の丸庭園)は大手門の近くです。最寄り駅は天満橋駅(京阪電車、地下鉄谷町線)ですが、JR大阪城公園駅やJR森ノ宮駅から歩いていくこともできます。

食べログページはこちらです。→大阪城西の丸庭園 大阪迎賓館

大阪迎賓館のランチを食べた感想

私たちが予約したのは「観桜ランチ8,000円(税・サービス料込)というコースです。

中は広く、テーブルとテーブルとの間もかなり広いです。お客さんの数も多くなくゆっくりと桜を見ながら食事ができました。

お食事前のテーブルセッティング。サービスとして1人に1杯シャンパンを出してくれました。

前菜。大阪テロワール、春野菜のテリーヌ、レモン香るヨーグルトとハーブのオイルです。

前菜

玉ねぎのポタージュ。甘くて上品な味でした。

玉ねぎのポタージュ

魚料理。鯛と蛤と野菜のナージュ仕立て。写真を撮るのを忘れて食べてしまいました。更にパンが出てきます。パンはおかわりできます。美味しかったので相方くんは何度もおかわりしてました。

牛ほほ肉の赤ワイン煮込み 大地の香り。
牛ほほ肉を5時間以上煮込んでいるそうです。柔らかくてジューシーでした。

なお、追加料金を払うとこの料理の代わりにサーロインステーキまたはフィレステーキに交換できます。でも交換しちゃったら5時間も煮込まれた牛ほほ肉の立場がないですね。私はここでグラスの赤ワインを。相方くんはブドウジュースを頼みました。

牛ほほ肉の赤ワイン煮込み

パティシエ特製デザート。いちごがとてもジューシーでした。桜の枝が載っているのがオシャレですね。これはチョコレートでできてます。

いちごのデザート

このあと食後の飲み物(コーヒー、紅茶を選べます)が出てきてお食事終了です。

お魚とお肉が出たフルコースで8,000円。雰囲気も良くサービスも良かったのでお値段相当かなと思いました。

こんどは満開の桜の時を狙いたいです。



大阪城天守閣にも登りました。大阪城の櫓 特別公開も合わせて見たい!

大阪城では今、「大阪城の櫓(やぐら)内部を特別公開しています。(平成30年3月3日~11月25日まで)基本は土日祝のみの公開なのですが、私たちが行った時は春休み期間で平日も見ることができました。櫓入場料は大人700円。天守閣セット県は1,200円です。せっかくなので両方見てきました。

大阪城天守閣

天守閣って昔はほとんど人がいないイメージだったのですが、平日にもかかわらず人がいっぱい!ほとんどが外国人観光客でした。エレベーターは長蛇の列になってたので8階の天守閣まで階段を登りました。いい運動になり次の日はちょっと足が疲れてました(笑)。

天守閣から見た金のシャチホコ。

天守閣に使われている伏虎の原寸大レプリカ。近くで見ると迫力があります。

大阪城の櫓(やぐら)内部特別公開

公開されている櫓は多聞櫓(たもんやぐら)、千貫櫓(せんがんやぐら)、焔硝櫓(えんしょうらぐら)の3つです。千貫櫓と焔硝櫓とは江戸時代に建てられたものがそのまま残ってます。(多聞櫓は落雷で消失して明治時代に再建されたそうです。)

それぞれの櫓ではボランティアの方が説明してくれました。その方々がみんな言ってたのは「橋本元市長のおかげで入場者が増えた!」ということ。

それまでは市営で食事場所もほとんどなかったのですが、民営化してからは大阪迎賓館の他にも大阪城公園駅すぐの場所にJO-TERRACE OSAKAという複合施設、中央部分にはMIRAIZA(ミライザ)ができました。さらに森ノ宮の噴水エリアにもカフェなどがオープンするようです。

これまで大阪の観光地といえばUSJと海遊館ぐらいしかなかったので大阪城公園の発展に期待しています。

まとめ

大阪迎賓館は予想以上に落ち着いた雰囲気でゆっくり楽しむことができるレストランでした。

食事の後には大阪城を見ることもできます。大阪観光のスケジュールに組み込んでみてはいかがでしょうか。

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