退職後に必要な国民年金と健康保険の金額。元会社員(扶養家族1人)のリアルな数字と国民年金のお得な払い方を紹介。

リタイアイメージ

こんにちは、ローズマリーです。

退職後、健康保険と国民年金はどのくらい払う必要があるのでしょう?

国民年金の保険料は定額なのでわかりやすいのですが、健康保険の金額は前年度の収入や所属する会社・市町村によって変わります。

特に健康保険は市町村の保険(国民健康保険)に入るのと任意継続のどっちがお得か悩ましい。

わたしは比較した結果任意継続を選択しました。国民健康保険って思ってる以上に高額なのです。

50歳で退職した元会社員、扶養家族(配偶者)1人の実例として

  • 任意継続の健康保険を選んだ理由
  • 健康保険料と国民年金保険料の具体的な金額
  • 国民年金保険料のお得な支払い方

を紹介します。

退職後の健康保険料(任意継続)の金額

会社員が退職した場合、任意継続のほうがお得!

退職後の健康保険は、会社の健康保険にそのまま入り続ける任意継続と、市町村の国民健康保険に入る方法の2つがあります。

国民健康保険の場合、前年度の収入が多いと保険料がすんごく高くなります。また国民健康保険では「扶養家族」という考えがありません。所得割(世帯の所得に応じて計算される)と均等割(世帯の人数に応じて計算される)ので、2人家族の我が家ではさらに不利です。

なので私は会社の健康保険に任意継続しました。

任意継続の場合の金額

保険料は退職前の標準報酬月額によって決まります。

一定の額を超えると自分の標準報酬月額ではなく組合員の平均標準報酬月額で決まるとのことで、保険料は毎月46,060円でした。年間約55万円です。

市町村の国民健康保険に入った場合の金額

国民健康保険の保険料は前年度の収入によって決まるので任意継続よりも高い場合が多いです。

また国民健康保険は世帯の人数によっても変わるので扶養家族がいると高くなります。

私はシミュレーションの結果年間89万円に・・・

来年は下がると思いますが、任意継続を選びました。

健康保険料の支払い方

1月から3月までの保険料は退職金から天引きされました。

4月から次の3月までの保険料は1年分まとめて支払うと少し割引になります。

国民年金の保険料

国民年金第1号被保険者の1カ月当たりの保険料は16,490円(平成29年度)です。

私と相方くんの2人分なので32,980円。さらに1ヶ月あたり400円の付加保険料を納付するので合計33,780円です。

国民年金は2年分前納すると割引があります。

  • 普通に毎月支払うと、16,490円/月✕12ヶ月で393,960円。
  • 現金支払いで2年前納すると、379,560円。割引額は14,400円。3.7%の割引です。
  • 口座振替で2年前納すると、378,320円。割引額は15,640円。4.0%の割引です。

これだけ見ると、口座振替が一番お得なように思いますよね。

クレジットカード払いができるように。還元率の高いカードを使うなら口座振替よりクレジットカード払いで前納が一番お得。

私の使っているリクルートカードの還元率は1.2%です。

2年前納額 379,560円をリクルートカードで払えば還元されるお金は4,554円。割引額の合計は18,954円です。口座振替の割引額14,400円より4,554円お得です。

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まとめ

健康保険料が月46,060円。国民年金が月33,780円。あわせて79,840円が今後1年間毎月かかるお金です。

こうやって書き出してみると結構大きな金額です。しっかり予算取りして毎月の生活費を管理していきます。

リタイア2年目は国民健康保険に入りました。国民健康保険がいくらになるのかはこちらの記事で紹介してます。

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