お金はだいじ。でもお金よりもっと大事なものは?

日々の生活をするためにも老後の資金をまかなうにもお金はとっても大事です。

私が未亡人になった時、あわてずに済んだのは貯金があったのとお金を得るための仕事があったからです。

お金がなかったらお葬式代はどうする?これからどうやって生きていこう?と困り果てていたでしょう。

その後の悲しみを癒すために旅行できたのもお金があればこそ。そして相方くんと再婚できたのもお金の面で不安がなかったからです。

生きるにも死ぬにもお金がかかります。でも人生で一番だいじなものはお金でしょうか?

ほとんど過労死に近かった元夫のこと

プロフィールにも書いてますが、元夫は43歳になったばかりの時に亡くなりました。

死因は詳しくはわかりませんが突然の心臓発作でした。

亡くなった前の日までは普通に元気でした。亡くなる数日前、誕生日に職場の人からお祝いの花束をもらって元気にうれしそうに笑っている写真が残ってます。

亡くなる一週間ぐらい前、私と元夫は普通に電話で話しました。ちょうどその時私が見た映画「天使と悪魔」について。

ふたりとも原作本を読んでいて映画になるのを楽しみにしてたのです。本の中のひとつのシーン、「絶対映画化できないよね」と2人で言い合ってたところが映画では驚きの演出になっていて私はびっくりし、「早く映画見て感想言い合おうね♪」と話してました。

それから数日後に突然いなくなるなんて・・・ほんとに青天の霹靂でした。

元夫は仕事が忙しく、夜中や早朝に呼び出されるのは当たり前でした。

日本にいる時でも、徹夜して何日も家に帰ってこれないこともありました。

今の時代ならブラックと呼ばれてたかもしれない環境です。

死因と直接の関係がないかもしれませんが、日々の疲労が積み重なっての結果だったかもしれません。

私の収入だけでも生活できないことはなかったのに、過労になる前に休職するとか会社を辞めてのんびりする時間を作ってあげれば良かったと思います。

事故の後遺症が残っている相方くんのこと

相方くんは数年前に交通事故にあいました。スピード違反のバイクにはねられてかなり遠くまで飛ばされたそうです。

腰の骨やほお骨を折る重症で半年ほど入院しましたが、後遺症として足と耳に痛みが残ってます。

痛みの強さは日によって違い、我慢できる時もあれば痛み止めの薬を飲んでも我慢できない時もあります。

胃が丈夫ではないので痛み止めの薬を飲むと胃がやられてしまいます。

痛みの軽減をとるか、胃をいたわるべきか。毎日が痛みとの戦いです。痛みがひどいときはストレスで私に当たることもあります。

痛みを和らげるために鍼灸へ通ってます。

今年の前半はほぼ週2回ペースで通ってました。

そのためのお金はおこづかいとは別に出してます。

鍼灸へ行っても痛みが少なくなるだけでゼロになることはないけど、痛みを軽減するために払うお金は惜しまず払います。

ガンになった母のこと

まだ70代の母はとっても元気な人です。

何十年もスポーツクラブに通っていて体力もあるし趣味も色々あり充実した日々を送ってました。

母の母である祖母は90歳を超えても元気はつらつでしたが母はもっと元気。祖母の両親も祖父の母も100歳くらいまで生きていたので我が家は長寿家系だと思ってました。

そんな母に今年の春、ガンが見つかりました。

自覚症状があまりなく、見つかった時には転移していて手術は不可能な状態でした。

本人はもとより家族にとっても青天の霹靂です。祖母が倒れてから亡くなるまでの約3年間、祖母の家の片づけをしたり祖母の病院へ行ったりと忙しく、ようやくこれから旅行へ行ったりして人生を楽しんでもらおうと思ってたのに。

父母がまだ元気でしっかりしているうちに一緒に旅行へ行ったりして楽しみたい、というのは私がアーリーリタイアしたい理由の一つでした。私が60歳になれば母は80代前半。その頃じゃ遅いのです。まだ元気な70代のうちに…と思ってましたが。

一か月抗がん剤治療をしましたが副作用が強すぎて食欲不振、味覚障害になりみるみる痩せて行きました。現在は抗がん剤治療はやめて痛みを取るだけの緩和ケア病棟で入院しています。

抗がん剤が抜けて味覚障害はある程度治りましたが、食欲はあまり回復してません。病院で出される食事も少ししか食べられない。唯一食べたいと思えるのはシャーベットやゼリーなどの口当たりの良いもの。身体のためにたんぱく質も取ってもらいたいのですが、一時期は水を飲むのも大変だったのでどんなものでも食べたいと思えるなら、と先日山形シャーベットを送りました。これはおいしく食べられたそうです。

参考記事→山形県尾花沢市へのふるさと納税で山形ジェラート12個セットをもらいました

入院していると下手に歩いて転んだら大変!ということでトイレへ行くのも看護師さんの付き添いがないと動けません。ほぼ一日中ベッドの上で過ごしているうちに足も弱くなりました。

今さら言っても遅いですが、毎年人間ドックなど検査を受けていればガンも早期発見できて良い治療ができたかもしれません。

倹約家の母は毎月父からもらっている生活費の一部を貯蓄にまわしてました。私たち子供が小さい頃はほんとに大変だったようですが父が年を重ねて生活費が多くなっても生活水準を上げず、毎月きちんとお金を貯めて今はある程度の額のお金を持ってます。

入院してもお金の心配をしなくて良いのはいいのですが、入院生活ではお金を使うこともできません。旅行にも行けないし贅沢な食事もできない。私たち子供たちには、身体が動くうちに行きたいところへ行っておきなさい、と言ってます。

(2018.3.22追記)

母は75歳を迎えることなく亡くなりました。病気がわかってからはひんぱんにお見舞いに行っていろいろ話ができたのがせめてものなぐさめです。

入院のお見舞いに大人の塗り絵はあり?お見舞いの際の注意点とおすすめの塗り絵本
お葬式のイメージ
お葬式に必要なものと不要なもの。母を見送って感じたこと。

まとめ

お金はだいじ。でももっと大事なのは健康、そして命です。

働きざかりの人は寝不足になったり仕事のストレスをため込んだりしていませんか?

私は元気だから病気とは縁がないと思いこんでませんか?

特にガンは早期発見が大事です。ガン保険に入るよりも人間ドックなどの検査を定期的に受けましょう。

また入院中の母を見ていて思うのは家族や友達の存在が大事だということです。

私たち家族がお見舞いに行ったり母の友人や親せきが来た日は母はとても嬉しそうです。病院の看護師さんたちもほんとに親切にしてくださるのですが、やっぱり良く知っている人がお見舞いに来る方がうれしいのでしょう。は嬉しいんでしょうね。

入院するようなことにならないよう検査を受けるのも大事だけれど、お見舞いに来てくれるような友達を作れるような努力も必要かなと思ってます。アーリーリタイアしたらそういうことも考えて行動していきます。