2016年10月24日に梅田の蔦屋書店で開催された確定拠出年金セミナーへ行ってきました。
講師は以下の5人の方々です。みなさん最近確定拠出年金に関する本を出版されてます。
- 井戸 美枝氏
- 大江 英樹氏
- 竹川 美奈子氏
- 田村 正之氏
- 山崎 元氏
確定拠出年金セミナーの内容
有料セミナーなので詳しい話は書けませんが、確定拠出年金の使い方や今回の法改正の意義、どんな商品を選べば良いのか、どのように引き出すのが良いかなど有意義な話を聞けました。
私の印象に残ったことをいくつか書きます。
・今後公的年金はどんどん減っていくので確定拠出年金を利用して自分で老後資産をプラスしていくことが必要。
・意外と自分の会社の年金制度を知っている人が少ない。どのくらいの退職金がもらえるのか、どのくらいの企業年金がもらえるのかなど企業の制度を確認することが必要。
→私も自分の企業年金の制度は良くわかってません。
(2018.5.19追記)退職したことにより企業年金のおよその額がわかりました。
弊社の場合、受け取り方法は以下の中から選べました。
- 退職一時金として受け取る
- 60歳から80歳まで20年分割で受け取る
- 60歳から70歳まで10年分割で受け取る
- 60歳から65歳まで5年分割で受け取る
企業型年金と厚生年金とは合算されて税金がかかるので、1年あたりの受取金が少なくなる20年分割を選びました。
・確定拠出年金だけで考えるのではなく、NISAの利用、課税口座など金融資産全体で考える。
・たくさんの商品の中から地雷(アクティブファンドなどコストの高いもの)を踏まないように注意すること。おススメは低コストのインデックスファンド。
→私の企業型DCは外国株式インデックスファンド100%にしています。
企業型確定拠出年金の運用成績(2007年~2017年)。コツコツ運用で資産は増える。・出口戦略に気をつける。受け取り方によって取られる税金が変わるので注意。
→一時金として受け取る場合は退職金としての税金が、年金として受け取る場合は年金全体として税金がかかります。
私の場合、退職金を受け取ったのが50歳なので、そこから15年以上あけて一時金として受け取れば退職金控除を受けられてお得だと考えてます。
・毎月の掛け金が年末調整で返ってきて節税になるけれど、このお金を無駄に使わないように注意する。
→臨時ボーナスだ~!と浮かれてはいけないということですね。
私は企業型DCに入っているので今は個人型DCには入れないのですが、きちんと勉強してみようと田村正之さんの本を買いました。
この本を選んだのは以下の理由からです。
- コンパクトな新書版で持ち歩きやすい。
- 個人型DCだけでなく企業型DCについても書かれている。